幻想世界の美しき女性たち 「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」開幕(東京・パナソニック汐留美術館)

パリの国立ギュスターヴ・モロー美術館所蔵の女性をテーマにした作品が集結する「ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち」(パナソニック汐留美術館ほか主催)が6日、パナソニック汐留美術館で開幕した。
象徴主義を代表するギュスターヴ・モロー(1826~1898)は、産業の発展とともに、現実主義的、物質主義的な潮流にあった19世紀後半のフランスにおいて、神話や聖書を主題に、幻想的な内面世界を描くことで真実を見出そうとした画家。
本展では、モロー作品の中でも、妖艶で魅惑的な女性像を描いた作品に焦点を当てる。モローが描いたのは、男性を死へと導くファム・ファタル(宿命の女)としての女性や、誘惑し破滅へと導く危うい存在としての女性、そしてモローが実生活において愛した母や恋人たち。彼女たちの物語やモローとの関係を紐解きながら、新たな切り口でモロー芸術の創造の原点に迫る。6月23日まで。

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