心をつかむ相田みつをの“文字” 「みつをの文字力」開幕(東京・相田みつを美術館)

書家・詩人として、自身の言葉と書を探求し、独自のスタイルを確立した相田みつをの「文字」に焦点を当てた「みつをの文字力(もじぢから)」(相田みつを美術館主催)が1月29日から相田みつを美術館で開催されている。
見る人の心をグイッとわしづかみにする、みつをの文字。誰の真似でもない独特で個性的な文字は、いかにして生まれ、そして何を伝えるためにこのような文字になったのだろうか。
みつをは書を10代から書き始め、20代は正統派の新進書家として活躍。30歳頃から「自分の言葉・自分の書」を求め、それから現在広く親しまれる文字になった。
本展は、「言葉」ではなく、あえて「文字」に注目した展覧会。みつをの文字が持っている独自の「力」に焦点をあて、改めて「みつをの文字力」を紹介する。5月26日まで。