人形劇は文化の命綱 「チェコの現代糸あやつり人形とアート・トイ 春日明夫コレクション」開幕(東京・八王子市夢美術館)

世界の玩具や遊具の研究者である春日明夫氏のコレクションから、糸あやつり人形やアート・トイなどの作品を中心に4名の作家を紹介する「チェコの現代糸あやつり人形とアート・トイ」(公益財団法人 八王子市学園都市文化ふれあい財団主催)が8日、八王子市夢美術館で開幕した。
チェコでは「人形劇は文化の命綱」と言われるほど人形との関係が深く、チェコの人々にとって人形劇やその人形は、単なる玩具というだけではなく、伝統文化そのものでもあると言われている。
本展では、現在のチェコの人形文化の一部を、春日氏のコレクションを中心に、佐久間奏多、林由未、ミロスラフ・トレイトナル、バーラ・フベナーの4名の作家の作品を取り上げて紹介する。3月24日まで。