日本の現代アートの今が見える! 「六本木クロッシング2019展:つないでみる」開幕(東京・森美術館)

森美術館が2004年より3年に一度、日本の現代アートシーンを総覧する定点観測的な展覧会として開催してきたシリーズ展「六本木クロッシング2019展:つないでみる」(森美術館主催)が9日、森美術館で開幕した。
さまざまなテクノロジーが加速度的に進化し、価値観の多様性が認められるようになった今日。一方で、SNSなどでは意見や認識の同調や共感を助長し、逆説的に閉鎖的なコミュニティを生み出してしまう問題、偏った政治観によって引き起こされる軋轢や拡がり続ける経済格差など、さまざまな「分断」が顕在化している。
こうしたなかで今回は、1970-80年代生まれを中心とした25の個人・グループの作品を通して、現代の表現を通じて見えてくる、対極のものを接続すること、異質なものを融合すること、本来備わっている繋がりを可視化することなど「つながり」に注目。
本展から見えてくる新しい「つながり」が、日本の「いま」や「分断」と向き合うヒントになるかもしれない。5月26日まで。

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