共鳴したふたりの眼差し 「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」開幕(神奈川・横浜美術館)

イサム・ノグチと長谷川三郎、固い友情で結ばれた芸術家ふたりの交友に焦点を当てた「イサム・ノグチと長谷川三郎―変わるものと変わらざるもの」(横浜美術館ほか主催)が12日、横浜美術館で開幕した。
アメリカ人の母と日本人の父との間に生まれ、洋の東西を越えた世界的視野から芸術を再び人々の生活の中に根付かせようとした彫刻家イサム・ノグチ(1904-1988)と、画家として戦前日本の抽象美術をリードする一方、理論家としても活躍した長谷川三郎(1906-1957)。長谷川はノグチにとって庭園、書画、茶道など日本の古い文化の案内役となる一方、野口は対話をとおして長谷川の制作意欲を刺激し、長谷川が墨や木版などを用いた新たな創作に取り組むきっかけを与えた。
芸術家としての関心事とビジョンに共通するものがあり、強く共鳴したふたり。彼らが何を見て、何を考え、何を目指したのか。本展ではふたりが共に歩んだ1950年代を中心に、ノグチ作品約50点、長谷川作品約70点を通して明らかにする。
会期中、一部作品の展示替えあり。3月24日まで。

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