写真家 初の回顧展「松江泰治 地名事典|gazetteer」開幕(広島市現代美術館)

写真家・松江泰治(1963年生まれ)の活動を俯瞰する初の回顧展「松江泰治 地名事典|gazetteer」(広島市現代美術館ほか主催)が8日、広島市現代美術館で開幕した。
世界各地の「土地の表面=地表」を撮影してきた松江は、構図に地平線を含めず、被写体に影が生じない順光で撮影することで、写真本来の性質である平面性を追求してきた。その作品は、コントラストや奥行き、中心と周縁との区別が周到に排除され、写り込んだすべての要素が等価に扱われた画面を生み出す。
地名のデータベースを意味する「地名事典|gazetteer(ギャゼティア)」と題した本展は、松江の初期から現在に至るまで、世界中の土地の名前を写真というかたちで収集してきた仕事を体系的に紹介する。2019年2月24日まで。

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