江戸彫金の技を再認識する 「人間国宝・桂 盛仁 金工の世界」開幕(東京・練馬区立美術館)

長年に亘り練馬区に在住し、制作を続ける人間国宝である金工作家・桂盛仁を紹介する「人間国宝・桂 盛仁 金工の世界」(練馬区立美術館主催)が1日、練馬区立美術館で開幕した。
明治〜昭和期にかけて、煙草入れなど装身具の彫金で大人気を博した二代豊川光長、桂光春を輩出した「柳川派」。伯父である光春からその流れを継いだ父・桂盛行のもとで修行した盛仁は、江戸時代から続く打ち出しや彫金、象嵌、色絵等の技法を学んだ。
本展では、盛仁の初期から近作までを通観するとともに、そのルーツである光長、光春、盛行の作品もあわせて展示。昨今再評価され人気を博す江戸・明治の工芸技術を受け継いだ、繊細な作品が会場に並ぶ。いまに生き続ける江戸彫金の技に驚かされるだろう。2019年2月11日まで。

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