王の画家にして画家の王「ルーベンス展―バロックの誕生」開幕(東京・国立西洋美術館)

動的な表現と明暗の鮮烈なコントラストを特徴とする17世紀バロック美術。その代表的な存在である画家ペーテル・パウル・ルーベンスの大規模展「ルーベンス展―バロックの誕生」(国立西洋美術館ほか主催)が16日、国立西洋美術館で開幕した。
現在のベルギーの町、アントウェルペンに大工房を構え、時代に先駆ける作品を量産し、同時代以降の画家たちに大きな影響を与えたルーベンス。その能力は画業にとどまらず、ヨーロッパ各地の宮廷に派遣されて外交交渉を行うなど多方面で活躍した。
本展は、ルーベンスが憧れを抱き、断続的に数年間を過ごしたイタリアとのかかわりに焦点を当てる。ルーベンスの作品と、古代彫刻や16~17世紀のイタリアの芸術家たちの作品計70点を展示し、ルーベンスがイタリアから何を学び、何を与えたかを紹介する。2019年1月20日まで。

 

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