画風を変転させ続けた画家「阿部展也―あくなき越境者」が開幕(埼玉県立近代美術館)

瀧口修造との詩画集『妖精の距離』(1937)で一躍注目を集めた画家・阿部展也(あべ・のぶや、1913-1971)の全貌に迫る「阿部展也―あくなき越境者」(埼玉県立近代美術館ほか主催)が15日、埼玉県立近代美術館で開幕した。
戦前には画家としてだけでなく、前衛写真運動でも重要な役割を果たした阿部。戦後はキュビスム、シュルレアリスムからアンフォルメル、幾何学的抽象へと目まぐるしく作風を変化させ、数々の作品を発表するとともに、持ち前の語学力を活かして海外の最新の美術動向を日本へ紹介するなど、多彩な活動を展開した。
本展では、初期から晩年にかけての主要作品に加えて、雑誌や写真、資料類、交流のあった国内外の美術家の作品を含む約230点を展示。11月4日まで。

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