表舞台から消えた「芳崖四天王」とは? 「狩野芳崖と四天王」展開幕(東京・泉屋博古館分館)

狩野芳崖の高弟4人に焦点を当てた「狩野芳崖と四天王」(公益財団法人泉屋博古館ほか主催)が15日、泉屋博古館分館で開幕した。
400年続いた狩野派の最後を飾り“近代日本画の父”と呼ばれた狩野芳崖の4人の高弟〈岡倉秋水、岡不崩、高屋肖哲、本多天城〉。彼らは芳崖最後の弟子として、芳崖の絶筆《悲母観音》の制作を間近で目撃し、その後入学した東京美術学校では「芳崖四天王」と称され、一目置かれていた。しかし彼らの存在はいつの間にか忘れられ、現在ではほとんど知られていない。
本展では、その知られざる人と画業を紹介するとともに、同時代に活躍した横山大観、下村観山、菱田春草らの作品や、師・芳崖を中心に狩野派の最後を飾る画家たちの作品も紹介し、芳崖の創った多様な近代日本画の水脈を辿る。10月28日まで。会期中展示替えあり。

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