『ミケランジェロと理想の身体』展 講演会開催

「『ミケランジェロと理想の身体』展を3倍楽しむ」と題した講演会が18日、東京・本郷の東京大学で開かれました。

国立西洋美術館(東京・上野公園)で開催中の「ミケランジェロと理想の身体」展にちなみ、東京芸術大学客員研究員の壺屋めりさんが企画した催し。まず東海大学講師の原基晶さん(イタリア文学、ルネサンス文化・歴史)が、自ら全訳を手がけたダンテの叙事詩「神曲」と、バチカンのシスティナ礼拝堂にあるミケランジェロの「最後の審判」との関連などについて講演。続いて壺屋さんがイタリア・ルネサンスにおける彫刻と古代受容について語り、約60人の聴衆は熱心に耳を傾けました。 

壺屋さんは近著「ルネサンスの世渡り術」(芸術新聞社)が話題を呼んでいる気鋭の美術史研究者。ルネサンスの芸術家たちが、コンペに勝つために注文主やライバルと繰り広げた駆け引きや失敗談など、人間味豊かな側面に光をあて、その素顔に迫りました。

美術展ナビにも、近日中に寄稿していただく予定です。ご期待ください。

壺屋めり著『ルネサンスの世渡り術』(芸術新聞社)

 

「ミケランジェロと理想の身体」展は、「ダヴィデ= アポロ」という壮年期のミケランジェロが生み出した傑作を核に、古代ギリシャ・ローマとルネサンスの作品を比較しながら、古代およびミケランジェロや同時代の芸術家が創造した理想の身体美の表現に迫る企画。924日まで。

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