原点の上野に還ってきたフジタ「没後50年 藤田嗣治展」開幕(東京都美術館)

藤田嗣治の画業の全貌を解き明かす「没後50年 藤田嗣治展」(東京都美術館ほか主催)が31日、東京都美術館で開幕した。
明治半ばの日本で生まれ、80年を超す人生の約半分をフランスで暮らし、晩年には同地の国籍を取得し、フランスの地に眠った画家、藤田嗣治。藤田といえば、美しき女性たちの「乳白色の下地」が代名詞だが、風景画、肖像画、裸婦、宗教画、そして太平洋戦争の作戦記録画など、その活動は多岐にわたる。
本展は、日本はもとより欧米の主要な美術館の協力も得て開催される藤田の大回顧展。裸婦の代表作が一堂に会するほか、初来日となる作品や、これまで紹介されることが少なかった作品100点以上を展示。さらに最新の研究成果等も盛り込みながら、藤田芸術を捉え直す試みも。10月8日まで。

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