「ヌード展」 【私の1点(中)】 森山未來さん(俳優・ダンサー) 圧力からの解放 象徴

ウィリアム・ストラング 「誘惑」 1899年 Tate: Presented by the Friends of the Tate Gallery 1999 Image©Tate, London 2017

 時代ごとの圧力が、ひずみを生み出してきた。それを打破するためにヌードが描かれた、と展覧会から感じました。
 このアダムとイブの場面は象徴的ですね。リンゴをかじるまで、人間が裸でいることはとても自然で、特別な意味はなかった。リンゴを口にした直後、人間として生きることの圧迫が生まれ、裸が意味を持つようになったのではないでしょうか。
 自由になりたい、差別を払拭(ふっしょく)したい。そうした解放の象徴をヌードが担う、始まりのシーンだと思います。(談)

森山未來さん(俳優・ダンサー)

直前の記事

新着情報一覧へ戻る