プラド美術館展 【私の1点(3)】 上田晋也さん(タレント) 自然体 優しさにじむ

ディエゴ・ベラスケス 「バリェーカスの少年」 1635~45年 ©Museo Nacional del Prado

 ベラスケスの絵画は、うまいだけではない、心に訴えかける力がある。いわば直球だけで勝負できる。
 宮廷画家として国王、王太子の肖像を描くときは気を使い、威厳をもって描かなければならない中、この「バリェーカスの少年」は自然体で描かれ、その目からは優しさがにじみ出ている。まるで女性が自分だけにすっぴんを見せてくれた時のような気持ちになる。
 最近、絵画を通して人間の奥深さを感じる時がある。そんなところからも、心が落ち着くのかもしれない。(談)

上田晋也さん(タレント)

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