
鮫島圭代の「この名画を見に、ミュージアムへ! vol.21」マリー・ローランサンとモード
マリー・ローランサンとモード 会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 会期:2023年2月14日(火)~4月9日(日) 休館日:3月7日(火) 入館料:当日一般 1,900円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生
マリー・ローランサンとモード 会場:Bunkamura ザ・ミュージアム 会期:2023年2月14日(火)~4月9日(日) 休館日:3月7日(火) 入館料:当日一般 1,900円、大学・高校生 1,000円、中学・小学生
京都国立近代美術館で展覧会が始まった甲斐庄(または甲斐荘)楠音。大正から昭和にかけて、異能の人、と呼ぶのが相応しいマルチな活躍をしました。近年、改めて注目されている存在です。 なんて才能に恵まれた人だったのか、と驚きます
六代目中村歌右衛門が亡くなったのは、2001年3月31日だった。 寒の戻り。桜の花が咲き誇る中、日中には雪がちらつく。そして夜には月が煌々と照った。「雪月花の日」だったのである。戦後の歌舞伎界を牽引した希代の名女形は、2
アートに詳しいワンちゃんのハカセくんと、アートファンのNARIさんが、ときめくアートとの出会いを求めて、全国の展覧会や美術館を訪れます。2人はどんなアートにときめくのでしょうか。さあ、2人と一緒に、素敵なアートと出会いに
芳幾・芳年-国芳門下の2大ライバル 会場:三菱一号館美術館 会期:2月25日(土)〜4月9日(日) 開館時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで (金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は21:00まで) 休
電気というものがなかった江戸時代、夜は今よりずっと暗かった。その中で煌々とした輝きが絶えなかった吉原は不夜城そのものだっただろう。とはいえ、その輝きは深い夜と表裏一体だった。歌舞伎十八番『助六』のヒロイン、揚巻はこんなふ
だだっ広い水郷に築かれた「沈み城」 佐賀城は「沈み城」と呼ばれることがある。ほかの城は、遠く離れるほど天守などがそびえて見えるが、佐賀城は遠望しても、周囲の林に隠れてなにも見えなかったからだという。ほかに、敵に攻められた
〈師宣の出現で華麗な浮世絵版画の歴史の幕は切って落とされた〉 浮世絵研究でも知られる作家の高橋克彦氏は『浮世絵鑑賞事典』でこのように書いている。師宣とは、菱川師宣(?~1694)。切手でおなじみ「見返り美人」の作者である
浮世絵の制作は分業制。その工程は「下絵描き」「彫り」「摺り」に分けられる。今回はその「摺り」のお話。 〈浮世絵に高度な多色摺りが導入されるきっかけとなったのは、明和年間(一七六四~七二)のごく初期に江戸の好事家の間で流行
ネコの社会では、「立派な顔がいのち」だそうである。特に雄ネコにとって、「顔が大きい」ことは「男性ホルモンの分泌が旺盛」なことを意味するそうで、実際に「立派なお顔」の雄ネコはよくモテるし、ボスネコになりやすかったりするよう