【第3回】「ハカセとNARIのときめくアート」瀬戸内海を臨む大塚国際美術館 陶板で原寸大に再現した西洋名画の競演!

好評連載第3弾!関西在住のマンガ家NARIさんとハカセくんが今回訪れたのは、四国・徳島県鳴門市にある大塚国際美術館です。

大塚国際美術館では、陶板で原寸大に再現した西洋名画を展示しています。日本にいながらにして、古代から現代までの世界各国にある作品を楽しむことができます。
美術館の展示室は地下3階(B3)から地上2階(2F)の5つのフロアにあり、下の階から順番に時代順に並べられた作品を観ていく構造になっています。最上階である2階の現代絵画に至るすべての作品を観るには、約4キロメートルもの距離を歩くことになりますので、歩きやすい靴で行くことをお勧めします!

ゴッホの《ヒマワリ》で花瓶に入った作品は全7作品あり、うち1作品は日本にあったものの戦禍により焼失してしまいました。その7作品を一度に観ることができるのも、大塚国際美術館ならではの醍醐味です。現実では実現が難しい展示もここでは現実になっているのです。

《システィーナ礼拝堂天井画および壁画》は、バチカン市国にあるミケランジェロの代表作であるばかりでなく、盛期ルネサンス絵画の最高傑作です。大塚国際美術館ではその荘厳な空間が空気感も含めて再現されており、システィーナ・ホールに一歩足を踏み入れた瞬間に誰もが魅了されてしまいます。

地下2階(B2)には《システィーナ礼拝堂天井画》をより間近で観られるバルコニーが設置されています。絶好のフォトスポットでもあるので、多くの方がこの場所で記念写真を撮っていました。

各国の美術館で門外不出と言われる作品が勢揃い! レンブラント《夜警》、ヒエロニムス・ボス《快楽の園》(大塚国際美術館ではパネルが自動開閉します)などなど。ファン・エイク兄弟《ヘントの祭壇画》もそのうちのひとつです。子羊の顔はぜひチェックしてみてくださいね。

レオナルド・ダ・ヴィンチ《最後の晩餐》は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ修道院の食堂に描かれたものですが、もともと保存に適さない条件であったことに加え、第二次世界大戦における爆撃で修道院の天井が無くなったことにより、風雨で著しいダメージを受けました。修復は約20年もの歳月を経て1999年に完成しました。

モネの《大睡蓮》は、パリのオランジェリー美術館の2つの展示室に、天井から自然光が降り注ぐようにして8作品が展示されています。ここ大塚国際美術館では、屋外に4作品の展示があり、その周囲の池には本物の睡蓮も咲いています。(6月中旬~9月が見頃)

大塚国際美術館の魅力の一つに「なりきりミュージアム」と称したアートコスプレコーナー(2022年12月4日まで)があります。この日は、フェルメール《真珠の耳飾りの少女》、ゴッホ《ヒマワリ》、セザンヌ《リンゴとオレンジ》になれるコーナーがあり、とても人気でした。
展示作品では、今回ご紹介した作品以外にも、約2年前に追加されたレオナルド・ダ・ヴィンチ《白貂を抱く貴婦人》や、スペイン内戦の空爆に抗議して描いたとされるピカソの《ゲルニカ》など、見どころたくさんでした!

(アート探訪インスタグラマー、マンガ家・NARI)

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・大塚国際美術館の公式サイトはこちら

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