あす、京都、大阪で注目の展覧会が一斉に開幕

内覧会で、報道陣に展示作品を解説する篠雅廣館長(25日午後、大阪市立美術館で)

新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言の解除を受けて、各地の美術館や博物館で再開の動きが広がる中、全国に先駆ける形で関西地区では26日、注目の展覧会が一斉に開幕する。

京都市京セラ美術館がリニューアルオープンし、大阪市立美術館では「ルネ・ユイグのまなざし フランス絵画の精華」展が始まる。また、全国の国立美術館で最初に再開する京都国立近代美術館では、「チェコ・デザイン 100年の旅」展がスタートする。

25日には大阪市立美術館で関係者を招いた内覧会が開催され、2月29日に休館に入って以来、3か月ぶりに展示室に賑わいが戻った。久々の本格的な文化イベントということで注目度は高く、地元テレビ局や新聞各紙が取材に訪れた。同館の篠雅廣(しの・まさひろ)館長は「(新型コロナウイルス対策として)最大限、できる範囲のことをして、ようやく開館にこぎつけました」と感慨深げ。「来館される方には、文化に触れることで、気持ちを和らげてほしい」と話していた。同館では混雑緩和のため、入場制限を行う場合もある、としている。

2017年4月に閉館し、3年越しのリニューアル工事が完成した京都市京セラ美術館では、「杉本博司 瑠璃の浄土」「コレクションルーム(京都市美術館所蔵品展示)」(春期)で幕開け。また6月2日からは、開館記念展「京都の美術250年の夢」の「プロローグ 最初の一歩」が始まる。同館では当面、展覧会ごとに事前予約制を実施。同伴者含めて京都府内在住者に限って予約できる。新装なった美術館のルポはこちら

京都国立近代美術館の「チェコ・デザイン 100年の旅」では、来館者に来館日時の記録を求め、万が一、感染者が確認された場合はホームページで情報を伝える体制を取る。同展が昨年、東京で開催された際のルポはこちら

いずれの施設でも、マスクの着用、手洗いの徹底、会話の自粛などを呼びかけており、団体の入場もお断り、としている。

<鑑賞を検討されている方は、必ず事前に各舘のホームページをチェックするなどして、情報収集した上でお出かけください。>

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