
神秘と象徴の中間:草間彌生のモノクローム
古来より、水墨画や単彩画として東西に親しまれるモノクローム(単色)絵画は、20世紀美術における抽象表現の歩みとともに、様々な美術運動において展開されてきた。 草間彌生もまた、モノクロームの作品を数多く制作しており、195
古来より、水墨画や単彩画として東西に親しまれるモノクローム(単色)絵画は、20世紀美術における抽象表現の歩みとともに、様々な美術運動において展開されてきた。 草間彌生もまた、モノクロームの作品を数多く制作しており、195
世界中で親しまれている絵本の主人公・ミッフィー(うさこちゃん)。 生みの親であるディック・ブルーナ(1927~2017)は、オランダを代表する絵本作家、グラフィックデザイナーである。彼が手がけた数々の絵本は、個性的で愛ら
日本の現代美術を語るうえで常に重要な位置を占める、高松次郎(1936~1998)、若林奮(1936~2003)、李禹煥(1936~)。 3人とも立体と平面という境界を跨いで旺盛に作品を制作・発表している。そのなかでも、1
毎日描き続けた膨大な数の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙、10メートルの色鉛筆画……。吉村芳生が生み出す、リアルすぎるほどリアルな作品は、どれも観る者に凄みを感じさせる。 1950年、山口県に生まれた吉村芳生
イギリスを代表するアーティスト、ライアン・ガンダーが同館収蔵品をキュレーションする異色の企画。当初予定していたガンダー個展が、新型コロナウイルス感染症を巡る情勢の急激な悪化、ことにイギリスにおけるロックダウンにより、やむ