
【探訪】「絵馬と富士山―スタール博士と九十九黄人のタイムカプセル」(奈良市・東洋民俗博物館/静岡県富士山世界遺産センター)
東洋民俗博物館@奈良あやめ池 年のはじめは、展覧会の初詣として縁起物の絵馬と富士山にまつわるコレクションをご紹介。 絵馬も富士山も、奈良市あやめ池で創立95年を迎える博物館、東洋民俗博物館で収集・保存されていたコレクショ
東洋民俗博物館@奈良あやめ池 年のはじめは、展覧会の初詣として縁起物の絵馬と富士山にまつわるコレクションをご紹介。 絵馬も富士山も、奈良市あやめ池で創立95年を迎える博物館、東洋民俗博物館で収集・保存されていたコレクショ
福島県中部に位置する須賀川市は、特撮怪獣映画『ゴジラ』や、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』の生みの親で知られる特撮監督、円谷英二(1901-1970)の生まれ育った街。「円谷英二ミュージアム」は、「特撮の父」と呼ばれる円
1951年に開館した日本初の公立近代美術館、神奈川県立近代美術館。現在は、葉山館と鎌倉別館の2つの拠点で活動を行なっている。開館当初からの旧鎌倉館が2016年3月に閉館した後も、精力的に同時代の作家の活動を紹介している。
熊本県北部の静かな山あいの街、山鹿市。温泉でも有名なこの地にあるチブサン古墳は、1922年に国の史跡に指定されてから今年で100周年を迎える。同古墳は、今からおよそ1500年前、古墳時代後期(6世紀前半)に造られ、日本の
80才を過ぎて画業をスタートさせたオーストラリア先住民(アボリジニ)の画家サリー・ガボリ(1924-2015)の個展が11月6日(日)まで、パリ14区のカルティエ財団現代美術館で開催されている。晩年の9年間を創作活動に費
ハンガリー出身でフランスの現代美術家、シモン・アンタイ(1922-2008)の生誕100周年を記念した大規模な回顧展が、パリ16区のルイ・ヴィトン財団美術館(フォンダシオン ルイ・ヴィトン)で開かれている。 アンタイは、
手の萎えて箸が持てねば新しくホークに替えて生きゆかむとす 山岡響(多磨全生園) 「国立療養所多磨全生園」、その名も「生を全うする」と名付けられた場所がある。1907年に始まる日本の隔離政策は、多磨全生園を含む全国13か所
古代ギリシアや中国戦国時代などの紀元前の世にも、自動で動く人の形をした像があったという。人間は、人間ではないが人間みたいな存在を必要としてきた。人間と人間が作る社会とともに、ロボットも変化を遂げてきた。ロボットが人間と同
数年前から、ビジネスへのアート思考の取り組みやビジネスパーソンに美術品の蒐集を奨励し、アートとビジネスを結びつけるべくセミナーなどが多数開かれている。 だが、美術品の蒐集といっても、一夜漬けのノウハウで急にできるものでは
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「ミロ展―日本を夢見て」が開催されている。 同展で、注目すべきはミロ独自の表現が生み出される背景にあった、日本の民藝の造形美の果たした役割だ。同展ではミロの創作活動と民藝を結びつ