
嘉納礼奈国立ハンセン病資料館
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【レビュー】「生きゆかむとすー決意と覚悟のデザイン」キュレーター・嘉納礼奈
手の萎えて箸が持てねば新しくホークに替えて生きゆかむとす 山岡響(多磨全生園) 「国立療養所多磨全生園」、その名も「生を全うする」と名付けられた場所がある。1907年に始まる日本の隔離政策は、多磨全生園を含む全国13か所
手の萎えて箸が持てねば新しくホークに替えて生きゆかむとす 山岡響(多磨全生園) 「国立療養所多磨全生園」、その名も「生を全うする」と名付けられた場所がある。1907年に始まる日本の隔離政策は、多磨全生園を含む全国13か所
数年前から、ビジネスへのアート思考の取り組みやビジネスパーソンに美術品の蒐集を奨励し、アートとビジネスを結びつけるべくセミナーなどが多数開かれている。 だが、美術品の蒐集といっても、一夜漬けのノウハウで急にできるものでは
渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで「ミロ展―日本を夢見て」が開催されている。 同展で、注目すべきはミロ独自の表現が生み出される背景にあった、日本の民藝の造形美の果たした役割だ。同展ではミロの創作活動と民藝を結びつ
コロナ禍で国境を越えて旅することが難しくなった今、パリジャンたちは近くの場所から「遠く」に思いを馳せていた――。 気鋭のキュレーター、嘉納礼奈さんは1月半ば、開館から早くも15年以上が経つ国立ケ・ブランリー美術館を訪れた
年末年始のフランスでは、新型コロナウィルスの1日あたりの新規感染者数が急増し、1月中旬には1日40万人を超えた。しかし、昨年末に仏政府が発表したウィルス対策の新方針では、国民に対し再び都市封鎖を強いることはなかった。 社