教科書や歴史の本で見たことがある書物や地図、絵画がずらり。100万冊と言われる東洋文庫（東京都文京区）の蔵書の中から、国宝や重要文化財を含む約120件の名品を展示する展覧会が、京都文化博物館で開かれています。 東洋文庫は

琳派や伊藤若冲など、江戸時代の様々な絵画を紹介する「細見コレクション　江戸時代の絵画」展が細見美術館（京都市左京区）で開かれています。約250年に及んだ江戸時代は人々の関心が多様化して、絵画の需要や欲求も細分化していきま

フォトジャーナリストとして、何気ない日常の一瞬を捉える写真家として世界的な人気を誇るニューヨーク在住の写真家、エリオット・アーウィットの写真展が京都市の何必館（かひつかん）・京都現代美術館で開かれています。世界の歴史的瞬

染色家でアーチストの柚木沙弥郎（ゆのきさみろう）（1922－）の絵本原画や人形、染色などが並んだ「柚木沙弥郎　life・LIFE展」が、美術館「えき」KYOTOで開かれています。今年100歳を迎えた柚木は現役の染色家・ア

陰陽師人気に代表されるように日本人は今でも「呪術」が好き。最近もNHKの大河ドラマで源頼家を呪詛する場面が出てきました。「呪い」と言うとおどろおどろしい印象ですが、「呪術」には様々な顔があります。地中から出土した約200

日本近代陶芸の先駆者で「陶聖」と謳われる板谷波山(1872-1963)の、生誕150年を記念した展覧会が京都の泉屋博古館で開かれています。日本の陶芸は縄文時代以来の長い伝統を持ちますが、芸術としての陶芸は波山が草分け的存

京都には、個性的な美術館や博物館がたくさんあります。そうした魅力的なミュージアムを紹介するシリーズ「京のミュージアム」です。次に京都へ行く時に訪れてみたい、何度も訪れるお気に入り、そんな館を探してみませんか？ 京都で開催

相国寺の承天閣美術館で、室町時代の創建時から江戸時代までの武家政権との関係を示す肖像画や墨蹟、絵画、古文書などを紹介する展覧会が開かれています。相国寺は臨済宗相国寺派の大本山で、室町幕府第三代将軍の足利義満によって創建さ

日本人にとって動物はどんな存在なのか。そんな問いに応えてくれるかのような、日本人が描いた動物の絵の展覧会が、嵐山にある嵯峨嵐山文華館で開かれています。鹿や狸といった野生動物、牛や馬などの家畜、そして犬や猫。日本画には古来

京都画壇を中心に、江戸時代から近代にかけての多くの名品を所蔵する福田美術館で、「開館3周年記念　福美の名品展」～まだまだあります未公開作品～が開かれています。同美術館の開館3周年を記念した企画展で、横山大観の《富士図》や