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プラド美術館展 松原典子教授 講演会

「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」の関連講演会を12日、国立西洋美術館(東京・上野)で開催しました。

近世スペイン美術史の研究者の上智大学・松原典子教授が、「17世紀スペインの美術理論と画家の社会的地位」というテーマで、当時の美術理論書の重要性と、ベラスケスの生きた時代の画家の地位について分かりやすく解説しました。

17世紀の絵画理論書は、これまであまり注目されてこなったジャンルですが、実は重要な美術的資料で、絵を見ているだけでは分からない、制作の背景を知るツールとして大変価値のあるものです。本展ではその意義を重視し、9点の理論書が展示されています。
17世紀当時、ルネサンスの人文主義的伝統の継承、そして絵画とカトリック信仰の緊密性の強調によって、いかに絵画が高貴であるかが説かれるようになりました。理論書を紐解くことによって、その思想の高まりの変遷を知ることが出来ます。
本講演では、ベラスケスの時代には画家たちがまだ満足の行く地位になかったこと、一方でベラスケスは王付き画家の中でも大変な好待遇で仕えていたことにも注目し、ベラスケスがいかに特別な存在であったかを解説しました。

プラド美術館展は5月27日(日)まで。

 

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  • (ユース・プラニング・センター内)
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  • FAX:03-3499-0958
  • E-mail:prado2018@ypcpr.com
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