作品紹介17 《ブドウのある八角形の静物》 フアン・デ・エスピノーサ

フアン・デ・エスピノーサ 《ブドウのある八角形の静物》 1646年 油彩、カンヴァス 67×68cm マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

1646年の年記を持つこの作品は、華やかな装飾性と緻密に計算された構図、そして精緻さを極める描写から、世紀中葉のスペイン静物画の傑作のひとつに数えられます。

ぶら下げられたブドウの房はとりわけスペインで好まれたモチーフで、古代ギリシアの大画家ゼウクシスが描いたという伝承を強く想起させます。

作者のエスピノーサについては、その歴史上の重要性に反して生没年など詳しいことは謎に包まれたままです。

 

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