作品紹介15 《聖ベルナルドゥスと聖母》 アロンソ・カーノ

アロンソ・カーノ《聖ベルナルドゥスと聖母》 1657-60年 油彩、カンヴァス 267×185cm マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

聖ベルナルドゥスはシトー会修道院を設立した12世紀の神学者です。

彼がある日、聖堂で聖母マリアの彫像を前に「あなたの母たることをお示しください」と祈りを捧げていると、彫像が動いて乳を聖人の唇に滴らせた、と伝えられます。
この神秘の授乳の場面は対抗宗教改革期のスペインで好まれ、多くの作例が残されました。

画家カーノは彫刻家としても優れた腕前の持ち主で、聖像が起こす奇跡という主題に高い関心を寄せたに違いありません。

 

 

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