作品紹介11 《聖アンナのいる聖家族》 ペーテル・パウル・ルーベンス

ペーテル・パウル・ルーベンス 《聖アンナのいる聖家族》 1630年頃 油彩、カンヴァス 116×91cm マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

聖家族にマリアの母アンナが加わった、伝統的な構成の聖家族図です。画面の最前景の狭い空間に人物が配置されることで、家族の仲睦まじさが強調されると同時に、見る者もまたこの家族の一員であるかのような印象を与えます。

本作品は17世紀半ば、宮廷画家で宮殿装飾の責任者でもあったベラスケスによって、エル・エスコリアル修道院の参事会室を飾るために選ばれた作品の1点で、以後19世紀まで同修道院に置かれていました。

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