作品紹介8 《音楽にくつろぐヴィーナス》 ティツィアーノ

ティツィアーノ 《音楽にくつろぐヴィーナス》 1550年頃 油彩、カンヴァス 138×222.4cm マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado

横たわるヴィーナスはヴェネツィア派の巨匠ティツィアーノの「十八番」のひとつでした。

本作は5点ある楽器奏者を伴う構図の中で、最初に制作されたものと考えられます。2人の人物が個性的風貌を示していること、ヴィーナスが右手薬指に指輪をしていること、忠誠の象徴である犬を伴うことなどから、結婚に関係して制作された可能性が指摘されています。

しかし、本作に官能的なエロティシズムを謳う以外にどのような解釈が可能であるのかについては、見解の一致を見ていません。

 

 

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