1プラド美術館展、7年ぶりの大型開催です。

 2002年「プラド美術館展 スペイン王室コレクションの美と栄光」を始めとし、2006年「プラド美術館展 スペインの誇り 巨匠たちの殿堂」、2011年「プラド美術館所蔵 ゴヤ―光と影展」、2015年「プラド美術館展― スペイン宮廷 美への情熱」と趣向を凝らした4回のプラド美術館展がこれまで開催されています。来場者数は合計180万人超に上ります。5回目となる本展は、プラド美術館の核であるベラスケスと17世紀絵画のコレクションを網羅的に紹介する構成となっています。関西では12年ぶり、兵庫県立美術館では初めてのプラド美術館展の開催となります。

ディエゴ・ベラスケス《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵© Museo Nacional del Prado
ディエゴ・ベラスケス《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》
1635年頃 マドリード、プラド美術館蔵
© Museo Nacional del Prado
プラド美術館(スペイン・マドリード)
プラド美術館(スペイン・マドリード)

2巨匠ベラスケスの傑作が「7点」そろう画期的な展覧会です。

 17世紀スペインを代表するのみならず、西洋美術史上最も傑出した画家のひとりであり、マネやピカソなど後世の芸術家たちにも大きな影響を与えたディエゴ・ベラスケス。プラド美術館では、彼が残した作品の半数近くを所蔵していますが、国民的画家としての重要性から、まとまった数で貸し出される機会は極めて限られています。本展には重要作ばかり7点が出品されますが、これは日本で開催される展覧会では過去最多の作品数です。ここに、「ベラスケス展」と言っても過言ではない画期的な展覧会が実現します。

ディエゴ・ベラスケス《狩猟服姿のフェリペ4世》1632-34年 マドリード、プラド美術館蔵 © Museo Nacional del Prado
ディエゴ・ベラスケス《狩猟服姿のフェリペ4世》
1632-34年 マドリード、プラド美術館蔵
© Museo Nacional del Prado
ディエゴ・ベラスケス《マルス》1638年頃 マドリード、プラド美術館蔵 ©  Museo Nacional del Prado
ディエゴ・ベラスケス《マルス》
1638年頃 マドリード、プラド美術館蔵
© Museo Nacional del Prado
ディエゴ・ベラスケス《東方三博士の礼拝》1619年 マドリード、プラド美術館蔵 © Archivo Fotográfico, Museo Nacional del Prado. Madrid.
ディエゴ・ベラスケス《東方三博士の礼拝》
1619年 マドリード、プラド美術館蔵
© Museo Nacional del Prado

3ルーベンス、ムリーリョ、スルバラン…
17世紀黄金時代の数々の名画が出品されます。

 ベラスケスが宮廷画家として活躍した17世紀のスペインは、他にも多くの重要な芸術家を輩出するとともに、国王らにより未曾有の規模で芸術の擁護と収集が進められ、名実ともに絵画の「黄金時代」を迎えました。日本とスペインの外交関係樹立150周年を記念して開催される本展は、スペインだけではなくイタリアやフランドル絵画の作例も加えて、61点の油彩画と9点の資料によって17世紀マドリード及びスペインの国際的なアートシーンを再現します。※東京会場では、プラド美術館所蔵作品に加え、本展の内容と密接に関連する国立西洋美術館の所蔵作品2点も出品されます。

プラド美術館(スペイン・マドリード)
プラド美術館(スペイン・マドリード)

プラド美術館とは

 世界屈指の美の殿堂として知られるプラド美術館は、16世紀以降のスペイン王家によって収集された、スペイン、イタリア、フランドル絵画を中心に、1819年に王立の美術館として開設されました。その特徴は、歴代スペイン王たちの美術への熱意と嗜好によって収集され、それぞれの国王の趣味が色濃く反映されたコレクションであるという点です。7,000点を超える絵画コレクションのなかには、宮廷画家であったベラスケスやゴヤの生涯を網羅する代表作群のほか、エル・グレコやムリーリョの宗教画、そしてラファエロ、ティツィアーノ、ボッス、ルーベンスなどイタリアやフランドル絵画の第一級のコレクションも含まれており、ハプスブルクとブルボンのスペイン両王朝の栄華を今に伝えます。設立後も寄贈や購入によりコレクションを拡充し、現在も、世界でもっとも重要かつ魅力的な美術館の一つに数えられています。

プラド美術館(スペイン・マドリード)
プラド美術館(スペイン・マドリード)

7,000点を越える絵画コレクションのなかには、宮廷画家であったベラスケスの生涯を網羅する代表作のほか、ティツィアーノ、ボッス、ルーベンスをはじめとするイタリアやフランドル絵画の第一級のコレクションも含まれており、ハプスブルクとブルボンのスペイン王朝の栄華を今に伝えます。設立後も寄贈や購入によりコレクションを拡充し、現在も、世界でもっとも重要かつ魅力的な美術館の一つに数えられています。

プラド美術館(スペイン・マドリード)
プラド美術館(スペイン・マドリード)

読売新聞社の展覧会

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