(1881 マラガ—1973 ムージャン)

ピカソはスペインに生まれた20世紀最大の画家のひとり。20世紀初頭にパリに出て、1904年にモンマルトルのアトリエ「洗濯船」に拠点を定めました。そこで、ギヨーム・アポリネールらと交流し、アフリカ彫刻にも関心を寄せ革新的なキュビスムを追求する端緒となりました。その後古典を意識した秩序ある画風への回帰をみせますが、本作は、新古典主義時代と呼ばれるこの時期のピカソの典型作。量感豊かな裸婦が画面一杯に描かれた、モニュメンタルな作品です。

読売新聞社の美術展