ヌード展ナレーター 斎賀みつきインタビュー

3月某日、ヌード展の音声ガイドナレーションの収録が行なわれました。今回の音声ガイドでは、作品に秘められた背景や、作家の言葉などが紹介されています。魅惑の世界への案内人は、声優の斎賀みつきさん。収録を終えたばかりの斎賀さんにインタビューしました。
Q 「ヌード展」と聞いたときの感想は?
斎賀 画期的!と思いました。展覧会の一部としてヌード作品を観ることはあっても、それを集めてじっくり違いを見る機会は、あまりなかったのではないかなと思います。チラシを拝見したのですが、例えば男性のヌードや同性愛がテーマの作品があったり、写真や立体作品もあるみたいで、会場で見ると結構びっくりする人も多いのでは?と感じました。
事務所の割とイカツい後輩の男の子が実は美術好きだったりして、ちょうど事務所で会ったときにヌード展のチラシを見せたら「絶対に観に行きます!」と言っていました!
Q 収録を終えての感想は?
1枚の絵に様々な物語があって、それが時代を越えて絡まっているので、うまく皆さんに伝えることができればいいなと思い、ナレーションを読ませていただきました。
Q 気になる作品は?
象徴的な作品はロダンの「接吻」だったと思うんですけど、それ以外にも例えば、デイヴィッド・ボンバーグの「泥浴」のように、どう見ても「ヌード」に見えないけど、ヌード作品として扱かっている作品もあり、逆に印象に残るじゃないかなと。知っている名前の作家も含めて、興味を駆り立てられます。
Q 音声ガイドを楽しみにされている方へメッセージを
とても貴重な美術展の音声ガイドナレーターを担当できまして、大変光栄に思っております!ガイドを借りるお客さんが「なんじゃこれ」って思わないよう、しっかり内容が伝わるように読んでみましたので、ガイドを通して少しでも知識が増えればうれしいなと思います。是非、ガイドを聞きながら展覧会を楽しんでください!
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