
福島アートアニュアル2023 境界を跨ぐ─村越としや・根本裕子
福島県立美術館では開館以来、「福島の美術家たち展」「福島の新世代展」をはじめとして、福島県出身・ゆかりのアーティストを紹介する事業を開催してきた。2021年度からは、近年充実した創作活動を繰り広げている若手アーティストを
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会期
2023年1月28日(土)〜3月5日(日)
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会場
福島県立美術館
福島県立美術館では開館以来、「福島の美術家たち展」「福島の新世代展」をはじめとして、福島県出身・ゆかりのアーティストを紹介する事業を開催してきた。2021年度からは、近年充実した創作活動を繰り広げている若手アーティストを
戦国時代から近世にかけ歴史に名を残した掛川城、高天神城、横須賀城。三城の歴史概要とともに出土品を紹介し、各時代に悩み苦しんだ人々を見つめる。
ふくやま美術館が所蔵する国宝「江雪左文字」は、南北朝時代に筑前国の刀工である左文字によって作られた太刀で、戦国時代に北条氏の武将であった板部岡江雪斎の愛刀として知られている。のちに江雪斎が徳川家康の家臣となったため、家康
空想と現実を行き交う自由な発想とタッチで、作品制作のみならず絵本の刊行など幅広い活躍をみせる画家・ヒグチユウコ。本展では、自身初となる大規模個展として全国巡回した約500点の作品に、巡回では紹介しきれなかった作品もあわせ
パンデミック以降、私たちは新たな「日常」を取り入れてはいくつかを元に戻しながら、日々歩んできた。変化のただなかで私たちは今どこにいて、どこへ向かおうとしているのか。本展では、パンデミックによりあらためて問題があらわとなっ
人を迎える空間を彩る「屏風」。1人または少人数で読む「本」。大きさも、描かれる方法も、見る人との距離も対照的な一方で、「ひらくと絵が現れる」という共通点がある。 本展では、「屏風」と「本」という2つの形式を比べながら、そ
恵比寿映像祭は、平成21(2009)年の第1回開催以来、年に一度恵比寿の地で、展示、上映、ライヴ・パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的に行なってきた映像とアートの国際フェスティヴァルである。映像分野における創造
本展では、明治時代から昭和初期にかけて全国各地で大量生産された日常使いの器である「印版手」の受贈コレクションから選りすぐりの作品を展示。描かれたさまざまな図柄を楽しめる。 型紙や銅版転写などの技法で当時の風俗や流行を取り
湯川書房は装幀や製本に意匠を凝らした限定本を出版し、2008年に活動の幕を閉じるまで多くの愛書家を魅了した。小川国夫、加藤周一、谷崎潤一郎、塚本邦雄、辻邦生、車谷長吉など一流の文学作品を気鋭の美術家の作品と結びあわせた独
関ヶ原の戦いの勝利により、権力を強めた徳川家康がそれを盤石なものとすべく手掛けたのが、自身の居城である江戸から京坂を結ぶ「東海道」の整備であった。家康によって各宿場が制定され、整備が進んでいった街道には多くの人やものが行