
企画展 酒のうつわ ―その美、こだわり・・・
古来、神と人をつなぐ媒介であった酒。江戸時代以降になると、都市部を中心に庶民層にまで、飲酒の習慣が広がった。「盃を交わす」という言葉にあるように、人々は酒を酌み交わして絆を深めた。次第に飲酒は娯楽の一つとなり、宴の席で酒
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会期
2022.04.09〜2022.07.03
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会場
愛知県陶磁美術館
古来、神と人をつなぐ媒介であった酒。江戸時代以降になると、都市部を中心に庶民層にまで、飲酒の習慣が広がった。「盃を交わす」という言葉にあるように、人々は酒を酌み交わして絆を深めた。次第に飲酒は娯楽の一つとなり、宴の席で酒
国立西洋美術館リニューアルオープン記念として、ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館の協力を得て、自然と人の対話(ダイアローグ)から生まれた近代の芸術の展開をたどる展覧会を開催する。 フォルクヴァング美術館と国立西洋美
西洋絵画において自然や街の風景のみを描いた「風景画」は、印象派でひとつの頂点に達した。その素地を整えたのが、各地を旅したカミーユ・コローや、自然の姿に魅了されたバルビゾン派の画家たち、さらにクロード・モネを屋外制作へ導い
植田正治が写真をはじめた1930年代は、言うまでもなくモノクロ写真の時代だった。戦後、日本でもカラー写真の技術が普及し、写真の表現の幅、情報の質や量が飛躍的に拡大していった。しかしながら、多くの写真家がその後も、モノクロ
型染という伝統的な染色技法を使って絵画表現を追求し、海外でも高く評価された芹沢銈介。本展では「屏風」と「染絵額」という、芹沢が手がけた「染絵(そめえ)」の世界を特集。屏風10点、染絵額25点を一挙公開する。 後半の展示室
令和4(2022)年は、上村松園と並び称された美人画家として定評のある鏑木清方(1878~1972)の没後50年目にあたる。本展は、それを記念して約109件の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展で、同館では初めて、京
奈良原一高(1931~2020)は、戦後を代表する写真家の一人。一貫して人間が生きる条件とは何かをテーマに撮影を続け、新鮮な映像感覚と造形性を重視した表現により評価を得た。 《王国》は1970年の第2回個展で発表された、
古来から、人々はこの世界に潜む神秘的な力をもつものを、アニミズム、神話や伝説、宗教などによってとらえてきた。 本展ではそのような威力を持つものを「カミ」ととらえて、当館の所蔵コレクションの中から、近代以降の日本画、西洋絵
本展は、昭和36年に高岡市美術館で始まり、地域の美術工芸の振興、発展に貢献してきた展覧会。 人間国宝をはじめとする全国の工芸作家の賛助出品および支部会員と一般から公募した入選・入賞作品を約200点展示する。
大正浪漫を代表する詩人画家 竹久夢二(1884~1934)は、当時は図案とよばれていたデザインの分野でも先駆的な活躍をした。「生活の中の美」を追求し、封筒・千代紙などの文房具や浴衣・帯など日常のデザインのみならず、楽譜や