
生誕110年 岡本太郎―パリから東京へ
戦後における日本の「顔」の一人であった岡本太郎(1911-96年)。会期中に生誕110年を迎えることを記念して開催する本展は、岡本が戦前のパリで培った前衛芸術家との交友と、戦後の日本において主導した芸術運動との関係に焦点
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会期
2021.02.11〜2021.03.21
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会場
鳥取県立博物館
戦後における日本の「顔」の一人であった岡本太郎(1911-96年)。会期中に生誕110年を迎えることを記念して開催する本展は、岡本が戦前のパリで培った前衛芸術家との交友と、戦後の日本において主導した芸術運動との関係に焦点
アートとしての美しさが観る者を魅了し、蒐集品としての評価も日増しに高まる アートマーブル&ペーパーウェイト。 国内外アーティストそれぞれの美意識が 体現された神秘的かつ独創的なガラス作品を展示。作家それぞれの感性あふれる
本展は、江戸時代の町人身分の共同体であった町が、明治以降の近代化の過程でどのように変化したのかを、土地台帳である水帳や町人間の土地売買に関する書類といった、もともとは町で作成され、町に保管されていた資料などで確認しながら
熊本藩御用絵師であった矢野良勝(1760~1821)の絵画を“旅”をテーマにして辿る。良勝は、藩主・細川斉茲に命じられ、衛藤良行とともに肥後各地の風景を15巻に渡って描いた《領内名勝図巻》を制作した。また、良勝は熊本から
武者絵で人気を博した歌川国芳は、歴史画、説話画など多彩な画題を手がけ、大判錦絵を3枚並べたパノラマ画面を活かして、豊かな表現力で臨場感溢れるダイナミックな浮世絵を展開した。また、国芳門下の筆頭である月岡芳年は、高度な描写
大衆文化が花開いた大正から昭和初期にかけて、「画家」と呼ぶには収まりきらない、多岐にわたるジャンルに新風を吹き込み、多くの人々を魅了した小村雪岱(こむらせったい)(1887~1940)。いま、その再評価の機運が高まってい
帝国奈良博物館(現在の奈良国立博物館なら仏像館)は明治27年(1894)12月に竣工し、翌年4月に開館した。設計は明治時代を代表する建築家で当時宮内省内匠(たくみ)寮技師だった片山東熊(かたやまとうくま)(1854~19
日本美術院は、横浜出身の岡倉天心を中心に、横山大観、菱田春草、下村観山らが加わり、1898(明治31)年に創立された。日本美術の伝統を維持しながら、次代の新しい美術を樹立することを目指して意欲的に活動し、日本画壇に清新な
田中達也は、ジオラマ用人形と日用品で作り出す「見立て」で構成される、ある種の日常風景のミニチュア写真作品を毎日発表している。その作品は、SNSを通じて世界中で瞬時に共有され、文化も世代も違う、たくさんの人々を楽しませ続け
フランスの国民的写真家ロベール・ドアノー(1912-1994)は、パリを舞台に多くの傑作を生みだし、世界で最も愛され続けている写真家のひとり。本展は、パリの街角にあふれるシャンソンやジャズなど様々な音楽シーンを題材に19