尾形乾山生誕360年 琳派のやきもの —響きあう陶画の美

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東京都

江戸時代中期を代表する京の陶工・尾形乾山(1663~1743)。彼の興した乾山焼は、絵画的な意匠でうつわを飾る「琳派のやきもの」として日本の陶磁史に革命をもたらした。雅やかな公家文化や文学意匠を取り入れたやきものは、絵画や書の美と融和する新たなやきものの世界を生み出したのだ。本展では、野々村仁清や仁阿弥道八など乾山と繋がりをもつ京焼のほか、やきものと呼応する絵画や蒔絵など琳派作品を紹介する。工芸と絵画の境を超えて響きあう琳派の共演が楽しめる。

開催概要