開館10周年記念展 第2部 歌麿と北斎 ―時代を作った浮世絵師―

岡田美術館は、本年10月に開館10周年を迎える。記念展第2部に登場するのは、浮世絵師の喜多川歌麿と葛飾北斎。次々と新しいスタイルの作品を生み出し、大衆の心をつかんだ浮世絵界のスターである。2人はほぼ同時期に画壇にデビューしたが、先に歌麿が美人画で一躍人気を集め、一方の北斎は美人画にとどまらず、風俗画、風景画、花鳥画、武者絵など多彩な分野に挑戦し、90年の長い生涯に数えきれないほどの作品を残した。
本展では、同館が収蔵する歌麿3件と北斎10件の肉筆画(一点ものの絵)を中心に、北斎の版画の代表作「冨嶽三十六景」や春画の名品「浪千鳥」を一堂に展示。現存する歌麿の肉筆画は世界に約40件ともいわれる中、2012年に再発見された幻の大作「深川の雪」を含む3件を楽しめる貴重な機会となる。歌麿と北斎に加え、同時代およびその前後の画家の作品をあわせた約40件を紹介する。
※歌麿「深川の雪」の展示期間は9月8日~12月10日(期間外は高精細複製画を展示)
開催概要
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会期
2023年6月11日(日)〜12月10日(日) -
会場
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観覧料金
一般2,800円
詳細は公式サイトへ
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休館日
会期中無休
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