特別展 よそおいの美学

江戸時代の武家社会では、身分や年齢、季節や儀礼などによる細やかな決まりごとのなかで、格式に相応しく、おごそかに、あるいは美麗によそおうことが求められた。男性は儀礼など最もフォーマルな場面では公家の伝統的な装束を身に着ける一方、日常のカジュアルな場面で着用する羽織や刀剣の拵、また火事装束や陣中着などに武家ならではの粋を凝らした。女性は生地や模様によって格の異なる着物を時に応じて使い分け、華麗な筥(はこ)迫(せこ)を携帯し、化粧によって美を体現した。
尾張徳川家で誂えられた衣服や装身具などをトータルコーディネートの演出で紹介しつつ、「よそおい」にかける武家の美学を探る。
「企画展 極める!江戸の鑑定」が同時開催される。
開催概要
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会期
2023年6月3日(土)〜7月17日(月) -
会場
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観覧料金
当日一般1,600円
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日(7月17日は開館)
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