所蔵品展「道産子が行く。」

北海道

日本近代美術史に輝かしいきらめきを放った画家・三岸好太郎が生まれ育ったのは、北海道・札幌。
北国ののびやかな(ときに厳しく荒々しい)自然や、洋館の建つ街並み、ともに生きた故郷の人々を、三岸はこよなく愛した。北の風土に育まれた画家の感性は、独特の色彩感覚やロマンティシズムを作品にもたらしている。
新しい時代の新しい絵画の創造をめざして、激動する1920~30年代の美術界をたくましく進取的に、自由に奔放に歩んだ道産子・三岸好太郎。その個性的なまなざしを探る。

開催概要