#東海道五十三次 with 交通系 YouTuber・スーツ

静岡県

2021年に同館で開催した「#琳派」の第2弾として、歌川広重の「東海道五十三次」を本展では取り上げる。江戸時代、大都市に成長した江戸では、活発な経済活動を背景に町人の文化が開花し、庶民の関心事を主題とする浮世絵がめざましく発展した。庶民間における東海道旅行や名所旧跡の物見遊山が流行すると、風景画への関心が高まり、天保 4 年(1833)には、歌川広重「保永堂版 東海道五十三次」が版元竹内孫八から刊行された。本シリーズでは、旅の情景や自然と融合した庶民の暮しが生き生きと描かれている。本展では、「保永堂版 東海道五十三次」の全55作品の展観に合わせ、YouTubeのチャンネル内で自転車で実際に東海道を旅した交通系YouTuber・スーツの旅を紹介。SNS を通して江戸時代と今の東海道の旅を楽しめる展覧会となっている。

開催概要