乙女デザイン -大正イマジュリィの世界-(秋田展)

イマジュリィ“imagerie”とは、イメージ図像を意味するフランス語で、装幀、挿絵、ポスター、絵はがき、広告、漫画など大衆的な複製としての印刷・版画の総称である。
マスメディアの発達や印刷技術の進歩により、多彩な大衆文化が花開いた大正~昭和初期。さまざまな書籍や印刷物のイマジュリィが人気作家によって描かれ、人々の心を魅了した。この時代のイマジュリィは、現代のデザインやイラストレーションの原点であるとともに、レトロでノスタルジックな大正ロマンの雰囲気を感じさせるアートとして現在も幅広い世代に愛好されている。
本展では、アール・ヌーヴォー様式の橋口五葉、アール・デコに取り組んだ杉浦非水や小林かいち、少女趣味の高畠華宵、抒情的な乙女像で一世を風靡した竹久夢二、そして秋田出身の橘小夢など、大正イマジュリィを生み出した作家たちを紹介。今見てもおしゃれでかわいい、魅力的な大正イマジュリィの世界が楽しめる。
※会期中展示替えあり
開催概要
-
会期
2023年4月22日(土)〜7月2日(日) -
会場
-
観覧料金
当日一般1,000円
詳細は公式サイトへ
-
休館日
会期中無休
-
お問い合わせ
- カレンダーへ登録