ジミー大西 画業30年記念作品展 「POP OUT」

沖縄県

独自の天然キャラクターから繰り出される衝撃的な笑いを武器に活躍するお笑い芸人・ジミー大西。
1992年にTV番組の企画をきっかけに本格的に描き始めたジミーは、著名芸術家や専門家からも高い評価を得て、画家としての活動をスタートさせた。
自身の作品の可能性を追い求め、憧れの芸術家・ピカソが生まれた国スペインへ移住。その後、世界中を放浪しながらその土地から様々な影響を受け、多彩な作品が誕生した。帰国してからも絵を描き続けていたジミーは、2015年に突如、絵を描くことをやめてしまう。しかし、人生の師と仰ぐ明石家さんまから「コロナで仕事のない人が大勢いる。絵でもお笑いでも人を楽しませるのに、お金なんか関係ない。」という言葉を受け、2020年、本格的に創作活動を再開した。
本展では、未発表の新作シリーズに加えて、初期の頃から海外移住の頃の作品までを網羅し、ジミー大西の画業30年を振り返るもの。新しいアート表現としてパフォーマンスアートにもチャレンジし、その製作過程の映像と完成作品を展示するなど、唯一無二の表現者として、これからのジミー大西の可能性を考える展覧会。
「四角い枠を気にせず、キャンバスからハミ出しちゃえばいい」ジミーが画家となるきっかけをくれた芸術家・岡本太郎氏からもらった言葉を今も大事にその先の表現へ『飛び出す』、新しいステージのジミー大西の今を追う。

開催概要