佐川美術館コレクション 平山郁夫が描く 世界遺産展

日本画壇を代表する画家、平山郁夫(1930~2009)。平和への祈りを込め、仏教伝来やシルクロードを生涯のテーマとして創作活動にあたった。貴重な歴史遺産が戦乱などによって破壊されていく現実に心を痛め、世界各地の文化財保護に心血を注いできたことでも知られている。各地の文化遺産を視察や調査で訪れた際に取材し、制作した作品からは、その土地の文化に向けた画家のまなざしを感じることができる。
本展では佐川美術館(滋賀県守山市)が所蔵する平山作品から、世界各地の文化遺産を描いた74点を紹介。また、世界遺産登録を目指す「佐渡島(さど)の金山」についての展示も併設する。
日本で初めて世界遺産が登録されてから、約30年。かつて平山が訪れた場所の多くが、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ「世界遺産」として登録されるに至る。描かれた作品から画家自身の想いと文化財保護への願いを、また県内にある文化遺産の現在(いま)を紹介する。
開催概要
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会期
2023年4月15日(土)〜6月18日(日) -
会場
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観覧料金
当日一般1,000円
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日(4月24日、5月1日、6月12日は開館)
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