没後40年 朝井閑右衛門展

朝井閑右衛門(1901~1983)は、戦後間もなく横須賀市田浦にアトリエを構え、約20年この地に住みながら独創的な作品を描き続けた洋画家。1936年に大作《丘の上》を文部省美術展覧会に出品し、文部大臣賞を受賞、一躍画壇の寵児となった。しかし時代が戦争へと向かう中、中国へと赴き、諧謔味のある水墨画や風景画を手掛ける。戦後は、厚塗りのガラス台鉢や電線風景など彼の代名詞となる連作や、詩人たちの肖像、ドン・キホーテなど空想の物語に遊ぶ人物や華麗な薔薇を生み出した。
本展は油彩、水墨画や素描の代表作に加え、朝井の知られざる収集品かつ作品世界をかたちづくる骨董、人形や、自筆の手帳、制作のための写真など約200点を紹介し、新たな魅力を検証する。
開催概要
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会期
2023年4月22日(土)〜6月18日(日) -
会場
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観覧料金
当日一般1,300円
詳細は公式サイトへ
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休館日
5月8日、6月5日
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