クレパス画名作展 近代の巨匠から現代の作家まで

クレパスは、1925年(大正14年)に日本で誕生した描画材料。クレヨンとパステルの特性を兼ね備えたクレパスは、着色性が良く伸展性に優れているうえ混色も自在で、油絵具に近い表現が可能だ。油絵具の入手が困難だった戦中・戦後には多くの画家たちが注目する画材となり、やがてその持ち味を生かしたオリジナリティあふれる作品が生まれた。
本展は、サクラアートミュージアム(大阪)のコレクションによって構成されるもので、クレパスの開発と普及に関わった画家山本鼎をはじめ、梅原龍三郎や小磯良平、岡本太郎など、大正・昭和期の巨匠たちから現代の作家に至るまで、幅広い顔ぶれによるクレパス画の名品を展示。クレパスならではのテクニックを駆使した個性豊かな作品を通じて、描画材料としてのクレパスの可能性を再認識することができるだろう。
開催概要
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会期
2023年4月15日(土)〜6月4日(日) -
会場
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観覧料金
当日一般800円
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日(5月1日は開館)
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