特別展「コレクションの20世紀」

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名古屋市美術館では、コレクション(収蔵品)から選んだ約100点の作品を通して、日本および世界の20世紀という時代とその美術を再検証する特別展を開催する。2023年4月に名古屋市美術館は開館35周年を迎える。8,000点を超えるまでに成長したコレクションは、「エコール・ド・パリ」「メキシコ・ルネサンス」「現代の美術」「郷土の美術」という4つの収集方針ごとに常設展示室で紹介しているが、本展ではその垣根を取り払い、全出品作品を年代順に紹介。20世紀の美術は、過去に経験したことがないほどの劇的な様式の変化を体験した。個々の美術作品がもつ時代を超えた普遍性と、制作された時代の社会状況を色濃く映し出す特殊性という二つの側面を、普段とは異なる展示手法によって引き出していく。

開催概要