第40回 日本伝統漆芸展

香川県

日本を代表する工芸として、ながい歴史をもつ漆芸。日本伝統漆芸展は、伝統の継承と現代生活への応用を目指し、日本伝統工芸展の漆芸部会展として開かれている。第40回となる本展は、東京・輪島・高松・広島・会津若松の5会場を巡回し、受賞作9点を含む入選作品全94点を展示する。
また第40回を迎えたことを記念し、伝統漆芸展を支えた重要無形文化財保持者(人間国宝)を紹介しこれまでの伝統漆芸展のあゆみを振り返る。
重鎮から新進まで漆工芸への飽くなき挑戦がうかがわれる本展は、後継者育成に大きな貢献を果たしている。各地の伝統が育んだ地域性をも展望することができるまたとない機会となる。

開催概要