幕末・明治の水戸金工

江戸時代、刀の鐔や小柄といった装剣金具の制作において、一大流派を成した水戸の金工。精緻な高肉彫を特色の一つとし、龍虎や人物、花鳥などの図様を生き生きと表現して人気を博した。とくに江戸末期から明治にかけて多くの名工を輩出した。萩谷勝平、海野美盛、海野勝珉らは廃刀令が出された後も輸出向け製品としての装剣金具や調度品などを制作し、名声を高めた。
本展では、同館が所蔵する幕末から明治期に作られた装剣金具、印籠、喫煙具、花瓶などの逸品を展覧する。
開催概要
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会期
2023年3月18日(土)〜6月4日(日) -
会場
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観覧料金
当日一般1,000円
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日、火曜日(祝日は開館)
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