親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年記念 春季特別展「真宗と聖徳太子」

京都府

鎌倉時代に大きな盛り上がりをみせた聖徳太子信仰は、日本人の精神文化に影響を及ぼしたばかりではなく、絵画や彫刻など数々の優れた美術品を生み出し、日本の美術史に大きな足跡を残してきた。
一方親鸞聖人は、「和国の教主」として聖徳太子に深く帰依し、晩年に至るまで太子を讃嘆する和讃「太子奉讃」を多数制作した。そして聖徳太子像を傍らに安置し、聖徳太子に関わる法宝物の制作にも関与していた。
本展では、親鸞聖人の太子への篤い想いに触れるとともに、太子信仰の高揚に親鸞聖人と弟子たちが果たした役割を再確認する。そしてその後の門徒たちが生み出してきた太子信仰に関わる多彩な法宝物を、改めて紹介する。

開催概要