第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展 ダムタイプ|2022: remap

第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(主催:国際交流基金)の日本館展示に選出されたのは、日本のアート・コレクティブの先駆け的な存在であるダムタイプ。1984年の結成時から一貫して、身体とテクノロジーの関係を独自な方法で舞台作品やインスタレーションに織り込んできた彼女/彼らは、坂本龍一を新たなメンバーに迎え、ヴェネチアで新作《2022》を発表した。「ポスト・トゥルース」時代におけるコミュニケーションの方法や世界を知覚する方法について思考を促す本作を、帰国展として再構成して紹介する。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展は、イタリア、ヴェネチアの各所を会場とし、2年に一度開催される現代美術の国際展。1895年から120年以上の歴史を重ね、今なお大きな影響力を持っている。公益財団法人石橋財団は、近年、ヴェネチア・ビエンナーレ日本館展示への支援を行っている。また、財団創設者である石橋正二郎が、1956年に個人として日本館の建設寄贈を行った経緯から、2014年の日本館リニューアルに際して、石橋財団は改修を提案し、工事費用を寄付した。このようなつながりから、石橋財団アーティゾン美術館では2020年の開館を機に、ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展における日本館展示の成果を広く日本国内でも紹介するため、帰国展を開催している。
※「アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ」、「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示|画家の手紙」も同時開催
開催概要
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会期
2023年2月25日(土)〜5月14日(日) -
会場
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観覧料金
一般1,200円(事前ウェブ予約チケット)
詳細は公式サイトへ
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休館日
月曜日
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