令和4年度 米子市美術館 特別企画展 満田晴穂 JIZAI

鳥取県

自在置物作家・満田晴穂は、1980年鳥取県米子市に生まれ就学期を千葉県我孫子市で過ごす。2006年に東京藝術大学美術学部工芸科を卒業し、2008年に同大学大学院美術研究科修士課程彫金研究室を修了。大学在学中に自在置物師の冨木宗行と出会い師事。
現在は横浜市を拠点に江戸末期から明治にかけ、甲冑職人らによってつくられた「自在置物(じざいおきもの)」(金属などを素材とし、昆虫や蛇、甲殻類、また龍などの架空の生きものをかたどった工芸品)を継承する作家として国内外で作品を発表している。主にクワガタやムカデなどの生き物を対象に、鋭い観察眼と緻密な手業によってその外見だけでなく体内の構造までも再現し、実際に動かすことができる作品を手がけている。
本物と見紛う精巧な作品は「たまたま金属で出来ている生命」とも評され、その卓越した技術が認められて、これまでに様々な受賞実績、展覧会出品がある。本展は、伝統的技術を継承しつつ、さらに進化させてきた満田の最近作を中心に紹介する、美術館における初個展となる。

開催概要