生誕150年記念 板谷波山の陶芸

茨城県

板谷波山は明治5年(1872)に茨城県下館町(現・筑西市)に生まれた。東京美術学校(現・東京藝術大学)で彫刻を学んだ波山は、戦前は帝室技芸員として活躍し、戦後は工芸家として初の文化勲章を受章した。その作風は、初期のアール・ヌーヴォーの表現を取り入れたものから、マットな質感が特徴的な葆光彩磁や、青磁や白磁など多岐にわたる。波山はこれらの表現を、妥協を許さない強い信念のもと91年の生涯に渡って展開した。2022年に波山生誕150年を迎えたことを記念した本展では、全国から集まった波山の選りすぐりの名作を一堂に展示するとともに、故郷・茨城での作品を通じた地元の人々との交流についても紹介し、その多彩な業績をたどる。

開催概要