静嘉堂創設130周年・新美術館開館記念展Ⅱ 初春を祝う ―七福うさぎがやってくる!

東京都
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福をはこぶ七福神と童子たち、兎の冠を戴く総勢58体の御所人形の一大群像は、卯年生まれの岩﨑小彌太(三菱第4代社長、1879~1945)の還暦を祝って、夫人・孝子が京人形司の老舗・丸平大木人形店の五世大木平藏(1886~1941)に依頼して製作させた作品。衣装や持ち物、乗り物など含め、すべてが木彫彩色で精巧に仕上げられた人形たちは、昭和14年(1939)8月、東京麻布の鳥居坂本邸における還暦祝賀会で披露された。人形たちは、それぞれ小彌太と夫人の姿を写したともいわれる布袋と弁天など七福神を中心に、鯛車を曳き、楽器を奏で、あるいは餅をついて、笑みをたたえて寿ぎの宴をくりひろげている。
また祝賀の人形たちとともに、蕪村・大雅・抱一らの江戸絵画から、大観らの近代日本画、新年を寿ぐにふさわしい宴の器まで、吉祥性にあふれた作品を一挙公開。新たな人生の船出を祝う御所人形の行列とめでた尽くしの絵画・工芸品とで「静嘉堂@丸の内」で迎える初めての正月を祝う。

開催概要