特別展 没後20年 佐々木裕久展 -闇を研ぐ、想いが舞う-

秋田県

1942(昭和17)年樺太に生まれた佐々木裕久は、太平洋戦争終結後に引き揚げ秋田県角館町へ移住した。多摩美術大学で日本画を学び、卒業後は新制作協会から創画会へと活躍の場を広げていった。
幼き日の原体験から、極寒の地における闇を想起させる深い黒にこだわり、植物や鳥、天体などをモチーフにしながら生命の根源を問いかける作品群を描き続けた。色を重ねた画面を黒で塗りつぶし、水筆で研ぎ出すように形を洗い出してゆく描き方は、佐々木が考案した独自の技法で、その幻想的な表現は画壇の高い評価を受けている。
2022年は没後20年目の節目にあたり、本展では初期から晩年に至る作品を展示し佐々木裕久の創造の軌跡を辿る。

開催概要